適切な契約書が作成されていないため、当事者双方に誤解が生じ、紛争に発展するケースは少なくありません。そもそも、実際の紛争を担当すると、契約書自体ないケースに遭遇します。
民事の紛争は、当事者双方が時間、労力、金銭を費消し、双方にとって不幸な結果になることも少なくありません。
紛争の予防のための第一歩は、適切な契約書を作成することです。適切な契約書があれば、紛争も予防でき、仮に紛争が生じたとしても解決も容易になります。
他方で、契約書の作成には、契約当事者のパワーバランスが反映し、立場の弱い当事者は、なかなか修正が難しい場合もあります。それでも、弁護士がリーガルチェックを行い、当該契約書に記載されたリスクを把握した上で、最低限守るべき部分については修正の要求を検討するなどすれば、そんな契約になっているとは思いもしなかったという事態は防ぐことができます。
会社の状況に配慮しながら、最善の契約書を目指します。